一人ひとりの健康づくりの大切さに関心が寄せられる中、セルフメディケーションが大きな注目を集めています。 アリナミン製薬は、人々の健康に貢献するヘルスケア企業としてプログラムの提供を通して、子どもたちの「健康づくり」を支援しています。
はじめよう!セルフメディケーション
セルフメディケーション※の考え方を通して、健康で豊かな生活をおくろうとする意欲と実践力の育成をめざしたプログラムです。
※自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること。
教材を直接ダウンロードできます!
- 対象
中学生~高校生
- 関連教科
保健体育
- 所要時間
1時限~
- テーマ
健康教育
セルフメディケーション- 関連単元
保健・医療機関の利用
医薬品の利用- 授業形式
教材提供
- 対象
中学生~高校生
- テーマ
健康教育
セルフメディケーション
- 関連教科
保健体育
- 関連単元
保健・医療機関の利用
医薬品の利用
- 所要時間
1時限~
- 授業形式
教材提供
アクティブ・ラーニングの手法を用いた
2つのプログラム
セルフメディケーションの考え方を身につけ、実践していく力を育みます。
(1時限)
医薬品の適切な選択と使用
-軽度な不調への対処方法-
中学校の保健体育の学習指導要領に対応。
医薬品を正しく選択し、適切に使用して「自分の健康を自分でつくる」ための知識を習得する。
タケルくん親子がかぜをひいた!ぴったりの薬はどれだろう?
実際の薬の箱の説明を読み、年齢や症状に応じた、適切な薬を選びます。
(1時限)
生涯を通じる健康
-医薬品の開発過程とセルフメディケーションの実践-
高等学校の保健体育の学習指導要領「承認制度」に対応。
※中学校でご使用いただいてもかまいません。
適切に効果を得るための使用について学び、「自分の健康を自分でつくる」意欲を高める。
どんなアドバイスをすればいいのだろう?
かぜかな? と思っている友だちに対する適切なアドバイスを考えます。
授業の概要
それぞれのプログラムは、単独での実施で狙いが達成できる完結型のプログラムです。
–軽度な不調への対処方法- 【50分】
医薬品を正しく選択し、適切に使用して、「自分の健康を自分でつくる」ための知識を習得する。
-
導入(5分)
映像教材などを活用し、自分の健康や身体の状態に興味をもたせ、授業テーマへの関心を高める。
-
展開①(25分)
一般用医薬品を正しく選択し、正しく使用することの重要性を理解する。
ワーク
・タケルくんとお父さんの症状にあった薬を選ぶ。
・選んだ薬の正しい使用方法を考える。
-
展開②(15分)
自分のセルフメディケーション力をチェックし、それが、社会で求められていることを理解する。
ワーク
・チェックシートを活用し、自分の身体をどのくらいわかっているか、自身のセルフメディケーション力はどれくらいか理解する。
-
まとめ(5分)
薬の適切な選択と使用、セルフメディケーションの視点をどのように活かすかを考える。
–医薬品の開発過程とセルフメディケーションの実践- 【50分】
適切に効果を得るための医薬品の使用について学び、「自分の健康を自分でつくる」意欲を高める。
-
導入(5分)
「かぜかな」と感じたとき、どうするかを問いかけ、医師から処方される医薬品と薬局・ドラッグストアなどで購入できる医薬品があることを確認し、授業テーマへの関心を高める。
-
展開①(20分)
医薬品が手元に届くまでの過程を確認する。
ワーク
・医薬品が手元に届くまでの順番を考える。
-
展開②(20分)
医薬品の適切な使用方法と、一般用医薬品を使ってセルフメディケーションをしていくことのよさを理解し、適切に使用する判断力を高める。
ワーク
・適切な医薬品の使用方法について考える。
・体調不良の際の対処を考える。
-
まとめ(5分)
学びをふりかえり、これからのセルフメディケーションの実践への意欲へつなげる。
プログラム実践レポート(実施校の事例)
S高等学校の場合
対象 | 高校2年生 |
---|---|
使用した授業 プログラム |
<活かす> 生涯を通じる健康 -医薬品の開発過程とセルフメディケーションの実践 |
目的 | 既習単元「医薬品の利用」の復習、および学期末テスト対策 |
-
導入︵5分︶
-
・1学期に学習した関連単元の内容をふりかえり、本プログラムのねらい、「自分の健康は自分で管理するという考え方(セルフメディケーション)について学ぶこと」を伝える。
・「かぜをひいたように体調が悪いときにどうする?」と投げかけ、生徒自身から「ドラッグストアで漢方薬を買った」などの体験を挙げさせる。
その上で、「一般用医薬品」と「医療用医薬品」の違いを確認。
-
展開①︵20分︶
-
<医薬品の開発・承認過程並び替えワーク>
・社員のインタビュー映像から製薬会社の「仕事」に関する情報を読み取り、正しい開発・承認過程のプロセスを考える。映像をみて、個人で考え、友達と共有するアクティブ・ラーニング手法!
・情報提供・解説はすべて映像で完結するためスムーズにワークが進行。
-
展開②︵20分︶
-
<医薬品の正しいのみ方、セルフメディケーションの考え方>
・映像をきっかけに、生徒自身が「医薬品を使用した経験」をふりかえり、のみ合わせや注意事項を確認。
・「自分の健康は自分で管理する」ことだけでなく、セルフメディケーションが社会とどうつながっているのか(医療費の削減など)を知る。
-
まとめ︵5分︶
-
・本授業の学び・気づきを踏まえ、「かぜを引いた友人にどんなアドバイスをするか」を考える。
- 実施した教員の皆様からの声はこちら
-
- 本物のかぜ薬の箱を調べたり、グループで話し合ったりする活動があり、とても能動的に学習していました。
- 具体的な症状例(タケル君とお父さん)などから考える身近な事例や実物教材は、生徒にとってイメージしやすく、また、クイズ(質問)形式のスライドもあり、いつも以上に集中して学習をしていました。
- 保健体育でもアクティブ・ラーニングを取り入れたいと考えていたので、今回の教材提供で準備や授業づくりについても非常にありがたかったです。形式のスライドもあり、いつも以上に集中して学習をしていました。
教育プログラム活用実践事例
※授業アレンジ内容により、学校側で独自にご準備いただいたものがございます。提供教材には含まれないものもございます。
事例①
「アクティブ・ラーニング」の実践として、実物教材の活用!
- 関連教科
- 保健体育
- 対象学年
- 中学3年、高校2年
- 活用プログラム
- 「選ぶ」を活用
本プログラムを使い、前期授業(中学生に相当)/後期授業(高校生に相当)で授業を実践しました。 前期授業では、実物の薬箱を使用し、薬の効能・効果、正しい服用の仕方について、協働的な学習を用いて取り組みました。更に、身近に使用する薬(花粉症の薬)を例に、協働的な学びから自分ごとに置きかえて考えるワークに発展させました。
後期授業では、一人一人に薬箱(展開図)を配付し、薬の正しい選び方・服用の仕方を学び、実際のドラッグストアの売場の画像を見ながら、薬の販売規制や承認制度、お薬手帳にも触れ、実生活に生きるワークに取り組みました。
実物の薬箱(教材)を使用して授業を行うことは、生徒の思考的活動を誘発させる上でも大変役立ちました。 生徒の実態に合わせて、教材をアレンジすることで、生徒の「考える力」を深める授業の実践につながるといえます。
- カリキュラム構成をチェック
-
- 1
- 医薬品の種類(医療用医薬品、一般用医薬品)を学ぶ
- 2
- 医薬品の正しい使い方について、事例をもとに考える
- ・なぜ、説明書を読むことが大切なの?
- ・決められた用法・用量、服用時間を守らないとどうなる?
- ・形状はなぜ変えてはいけないの?
- ・併用を避けるためには、どうしたらいい?
- 3
- 応用編(実際の薬箱を使用)
- ・事例をもとに服用に適した薬をグループで考える
- ・情報をもとに自分に適した薬を選べるようになる
- ※一例・・・前期授業(中学生に相当)の場合
事例②
薬の溶け方についての実験をプラス!
五感を活かし、実物に触れることで生徒の興味を引く
- 関連教科
- 保健体育
- 対象学年
- 中学3年
- 活用プログラム
- 「選ぶ」を活用
研究授業で扱うテーマとして、身近な薬を扱うことができる本プログラムの活用を考えました。
提供教材の内容に加え、授業では薬の溶け方についての実験を行いました。錠剤・カプセル・オブラートで包んだ粉薬を、りんごジュース・炭酸飲料・水でそれぞれを溶かし、溶かし方の違いを比較するアレンジを加えました。カプセルは水に触れるとベタベタするなど、視覚などの五感で生徒の興味を引き、実物に触れることの大切さを感じてもらいたいと思いました。
今回は保健体育の授業で実施しましたが、学級活動に取り入れ、グループで正しい薬の使用方法を考えさせることも可能なプログラムだと思います。
事例③
「カリキュラム・マネジメント」の実践!
薬剤師とのチームティーチングを経て、「医薬品の特性の理解とその選び方」についての知識を深める
- 関連教科
- 保健体育
- 対象学年
- 中学3年
- 活用プログラム
- 「選ぶ」を活用
授業改善研修の一環として、授業内容を考える上で、本プログラムを活用してみようと思いました。
本プログラムの実施に留まらず、薬剤師・養護教諭とも連携し、医薬品や「セルフメディケーション」について専門的知見を深め、自らの健康を適切に管理し、改善できる資質や能力を育成したいと考えました。
カリキュラム・マネジメントの側面を取り入れるため本プログラムの前にオリジナルの2時間を追加し、全3時間の構成にしました。
- カリキュラム構成をチェック
-
- 1
- 薬剤師さんの講演
- 2
- 学校薬剤師とのチームティーチングで薬の実験(お茶に混ぜる、ジュースに混ぜるなど)など
- 3
- 学校薬剤師とのチームティーチングで「選ぶ」プログラム実施
教材のダウンロードはこちらから
- 本ガイドの構成
-
- ・プログラム概要
- ・授業の概要
- ・使用教材の一覧
- ・薬育に関わる基本用語集
- 【授業プログラム 選ぶ】
- ・指導案
- ・授業の解説
- ・映像教材について
- 【授業プログラム 活かす】
- ・指導案
- ・授業の解説
- ・映像教材について
- スライド教材
- (PowerPoint/7.2MB)
- 映像教材
- (Windows Media/245.5MB)
- 生徒用ワークシート
- (PDF/2.2MB)
- セルフメディケーション力CHECK!
- (PDF/1.0MB)
- 実物教材用
かぜ薬展開図 - (PDF/5.7MB)
- 実際に販売されているものとは異なる場合がございます。
- 映像教材
- (Windows Media/341MB)
- 生徒用ワークシート
- (PDF/4.5MB)
- ● お問い合わせ先
- アリナミン製薬株式会社 事務局 メール:SMB.Kusurikyouiku@alinamin-pharma.com
- ※メールアドレスが2021年4月1日~22日まで誤っておりました。大変申し訳ございません。
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