症状別対策BOOK
日常生活で簡単に取り組める、目の疲れをためないための対処法をご紹介します。
疲れの原因・解消法
目の疲れは、目をとりまく筋肉の疲れともいえます。ビタミンB1には、筋肉の疲れをやわらげる働きがあるので、目の疲れを解消するのに役立ちます。また、ビタミンB1は、目の神経が正常に働くためにも重要な役割を果たしています。
目が疲れることの多い人は、ビタミンB1不足を疑ってみてください。「きちんととっている」と思っていても、ビタミンB1は飲酒などでも消耗されます。不足には十分に気を付けましょう。
また、目に充血が起こっていたら、ビタミンB2不足の信号かもしれません。
正常な目の水晶体(レンズ)には多くのビタミンCが含まれています。野菜や果物をあまり食べない人は、水晶体のビタミンC含有量が少なくなります。
目の疲れを取るためには、ビタミンB群の他にビタミンCも必要です。
こちらもチェック!
目の網膜にある細胞には光を感じる物質があり、そこで活躍しているのがビタミンAです。ビタミンAが不足すると、暗いところで目が良く見えなくなります。
パソコンや読書、お仕事などで疲れた目を1日の終わりにマッサージで、軽くほぐしておきましょう。
強過ぎず、ソフトに押すのがポイントです。
A
目のまわりの骨の下
骨の下にそって、徐々に指圧を移動していきます、あまり強く押しすぎないように気をつけて。
B
目頭
疲れると無意識に押す目頭には、目の疲れに聞くツボがあります。2~3秒圧迫し、離す。これを繰り返しましょう。
C
こめかみ
ここには、頭痛や目の充血に効くツボがあります。3~5秒圧迫し、離す。これを繰り返しましょう。
D
目玉の運動
上下に動かす、ぐるぐる回すなど目玉の体操を1日に2〜3回。目のまわりの筋肉のこりをほぐして血行をよくします。
E
目の下
まっすぐ前を見て瞳孔のすぐ下あたりには、目の充血やめまいに効くツボがあります。ソフトに押しましょう。
疲れの原因・解消法