タバコを吸うと、タバコに含まれるニコチンが直接脳を覚醒させ、「頭がスッキリとした」「気分が落ち着いた」という感覚をもたらします。タバコは吸えば吸うほど、ニコチンに対する脳の依存度を高めます。そのため、禁煙すると脳がニコチンを強く求める離脱症状があらわれるのです。
生活の一部が抜けたような焦燥感
タバコを吸い続けていると、吸うことが生活のパターンになっていきます。すると、禁煙したときに「手持ちぶさた」や「口さみしさ」を感じるようになり、タバコに対する心理的依存の症状があらわれます。さらに、タバコを吸わないことで心の支えがなくなったように感じて、イライラや集中力低下が起こることもあります。