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ニッポンの国民病?!肩こりに迫る!
原因はあなた自身にアリ!?
生活習慣の見直しがポイント
健康調査報告書日頃の行いは肩に現れる!ニッポン人が抱えるイマドキの肩こり事情とは
Q. 「肩がこる」「肩が重い」のお悩みの度合いは?アリナミン製薬株式会社調べ(調査テーマ:日本人の肩こりに関する調査/調査方法:インターネットリサーチ/調査期間:2022年3月17日~3月24日/調査対象者:20~79歳男女 262名/調査機関:株式会社クロス・マーケティング)
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肩こりの悩みをもつ20代以上の男女は70%以上…!?
スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器はもはや生活に欠かせないのがあたりまえとなった昨今。
そんな、ニッポン人にとって身近な悩みといえる「肩こり」。アリナミン製薬が実施した2022年のインターネット調査によると、20代以上の男女において最近1年間で肩こりの悩みをもつ人の割合は70%を超えています。中でも非常に悩んでいる、悩んでいると答えた人は約36%という結果に。
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肩こりの原因の多くは、先に述べたようなデジタル機器の使用のよるものが多いと考えられています。
特にデスクワークが中心の職場となると、パソコンのモニター位置によっては猫背などの不良姿勢になったり、同じ姿勢が続くことによる筋肉の緊張も肩こりの原因となります。また、肉体への負担に加え精神にもストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になり、これも肩こりの原因となってしまいます。さらに、スマートフォンやタブレット端末、携帯ゲーム機の普及も"イマドキ肩こり"に大きな影響を与えていると考えられます。朝の通勤・通学時にはじまり、自宅ではリビング、さらには入浴中、そして寝る直前に至るまで。長時間にわたる目の酷使と、下向き姿勢による首の筋肉の緊張から、肩こりになってしまうこともあります。アンケートでは20~30代で肩こりを訴える人が多く、もはや年配者の悩みではなくなっているようです。
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体内の異常を知らせる肩こりにも要注意! 予防・改善は生活習慣の見直しから。
一見、肩こりは単純な「肩の痛み」として気を取られがちですが、実は"重要な病気の兆候"である可能性もあるのです。
中でも注意すべきは、「狭心症」や「心筋梗塞」といった心臓の疾患から生じる肩こり。動脈硬化によって心臓をとり囲む血管が詰まると、血液の流れが悪くなったり途絶えたりするなどして、左肩に痛みが広がるといいます。これらの疾患が心配な場合は、早めに医師の診察を受けるようにしてください。
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さて、そんな様々な原因からなる肩こりですが、アンケートによると、肩こりの主な対処としては、「市販の外用薬や内服薬を服用する」「なるべく睡眠や休養をとる」「お風呂につかる・入浴剤を使用する」「運動やエクササイズをする」「マッサージや整体などに行く」などさまざまです。
適度なマッサージや運動、効果的な入浴は、筋肉の緊張をほぐしたり血行を促進することにつながるので、有効な対処法といえます。直近の痛みへの対処には市販の薬も効果的であると考えられます。
前述のように肩こりは普段の生活に起因するものがほとんどです。まずは日頃の生活環境や行動、習慣、クセなどを改めて見直し、肩こりの予防・改善に努めていただきたいと思います。