【熱に効く薬は?】市販薬の選び方と成分の違いとは?「ベンザブロック」の特徴も解説

発熱は、かぜをはじめとするさまざまな原因によって生じる、身近でつらい症状のひとつです。
「熱っぽくて身体が重い」「寒気がして震えが止まらない」「熱とともに頭がズキズキ痛む」など、悪寒(寒気)や頭痛、のどの痛み、関節の痛みなどをともなうことも少なくありません。

この記事では、発熱の主な原因、市販薬を選ぶ際のポイント、成分による働きの違い、医薬品を正しく使用するための注意点をわかりやすく解説します。
熱に効く薬や成分が知りたい、熱っぽさや寒気を少しでも緩和したい、市販薬を正しく使用したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

熱(発熱)とは?

熱で横になっている女性

発熱とは、体温が普段よりも高くなった状態を指します。
一般的には、体温の上昇(37.5℃以上)もしくは個人の日常的な正常値を超えた体温上昇を「発熱」といい、38℃以上を「高熱」と呼びます。
しかし、体温は個人差が大きく、人によって平熱は異なりますので、健康なときに検温を行い、自分の平熱を把握しておいたうえで、「平熱と比べてどのくらい高いか」を目安に判断することが大切です。
たとえば、平熱が35度台の方にとっては、36度後半であっても、じゅうぶんに体温が高い「発熱」状態であると考えられますので、一人ひとりの体質に合わせて「発熱の有無」を判断する必要があります。

熱で横になっている女性

なぜ発熱するの?熱が出る原因は?

私たちの身体には体温を一定に保つ仕組みが備わっており、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入すると、それを排除しようと免疫が活性化することで、体温が上昇する場合があります。
一般的なかぜ(かぜ症候群)や急性上気道炎などの場合、38度前後の発熱であることが多いですが、季節性インフルエンザなどでは、38度以上の高熱が出現する可能性もあるため注意が必要です。
また、発熱そのものは身体の防御反応のひとつでもありますが、発熱に伴い、脱水やめまい、ふらつきなどがあらわれることもありますので、熱の高さだけではなく、身体のだるさや水分が摂れているかなど、全身の状態をあわせて確認することが重要です。
加えて、かぜやインフルエンザなどの感染症だけではなく、炎症性疾患や免疫疾患、腫瘍などが発熱の原因となる可能性もあります。
発熱の原因として考えられるものはさまざまですので、心配な場合には、必ずお早めに医療機関を受診するようにしてください。

かぜによる発熱

発熱の原因としても身近な疾患が、「かぜ(かぜ症候群)」です。
ウイルスなどが身体に入り込むことで免疫が反応し、発熱や悪寒(発熱による寒気)といった症状があらわれます。
かぜによる発熱は、比較的ゆるやかに熱が上がることが多く、のどの痛みや鼻水、せきなどの症状をともなうケースも少なくありません。
また、発熱時には体力やビタミンが消耗しやすくなるため、安静や水分補給、栄養補給を心がけることが基本となります。
一般的なかぜの場合、安静や栄養補給とあわせて、必要に応じて、症状に合わせた「かぜ薬」を適切に使用することも大切です。
かぜ薬の中には、鼻やのどの症状を緩和する成分のほか、発熱や寒気を緩和する成分(アセトアミノフェン・イブプロフェンなど)が配合されたものもあります。
たとえば、市販のかぜ薬である「ベンザブロックIPプレミアムDX」には、発熱や寒気を緩和する成分が2種類配合されているだけではなく、全9種の成分が配合されており、かぜによる発熱や悪寒などの各種症状の緩和が期待できます。

【ベンザブロックIPプレミアムDXの効能】
かぜの諸症状(発熱、悪寒(発熱による寒気)、頭痛、のどの痛み、関節の痛み、鼻水、鼻づまり、筋肉の痛み、せき、たん、くしゃみ)の緩和

「かぜ」以外の感染症による発熱

発熱は、一般的なかぜ以外にも、さまざまな感染症で生じる可能性があります。
たとえばインフルエンザ(季節性インフルエンザ)では、38℃以上の高熱とともに、頭痛や関節痛、筋肉痛、全身倦怠感といった全身症状が比較的急速にあらわれ、その後にのどの痛みや鼻水、せきなどの症状が続くという経過をたどることが典型的です。
「かぜ」に比べて全身症状が強いことがインフルエンザの特徴であり、高齢の方や持病をお持ちの方、免疫機能が低下している方は、重症化するリスクが高いため注意が必要です。
インフルエンザのほかにも、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)や水痘(みずぼうそう)、麻疹(はしか)、風疹、扁桃咽頭炎、肺炎など、高熱の原因となる感染症にはさまざまなものがあります。
これらはいずれも医師の診断が必要な疾患ですので、高熱が出た場合や、心配な症状がある場合には、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

炎症による発熱

発熱は、細菌やウイルスなどの病原体に感染したときだけに起こるものではありません。
やけどなどの物理的な刺激、薬物などの化学的な刺激、アレルギー反応など、身体がなんらかの刺激を受けたときにも、防御反応として「炎症」が起こり、それによって発熱が生じる可能性もあります。
そのため、明らかな感染の心当たりがない場合でも、身体のどこかで炎症が起きていることによって、熱が出ているというケースもあります。
また、膠原病などの炎症性の疾患や、腫瘍によって発熱が続くケースもありますので、発熱が長引く場合や、原因がはっきりしない発熱が繰り返される場合には、自己判断で様子を見続けず、医療機関で原因を調べることが重要です。

すぐに医療機関の受診が必要な発熱

高熱以外に、激しい頭痛や腹痛、意識障害、ふらつき、痙攣、嘔吐、呼吸困難などがあらわれる場合には、すぐに医療機関を受診することが重要です。
また、数日たっても熱が下がらない、いったん下がった熱がまた上がる、水分がまったく摂れないといった場合にも、早めに医療機関を受診して下さい。
特に、高齢の方や持病をお持ちの方の場合、熱の高さだけでは状態を判断しにくいこともありますので、普段と様子が異なる場合には、早めに医療機関にご相談ください。

熱に効く市販薬の選び方

熱でテーブルで頭をかかえている女性

「熱」に使用できる市販薬にはいくつかのタイプがありますので、症状のあらわれ方や、発熱以外の症状の有無によって、選ぶべき製品は変わってきます。
「とりあえず解熱鎮痛薬を選ぶ」のではなく、今いちばんつらい症状は何か、どのような成分が配合されているのかを確認したうえで、症状に合ったものを選択することが大切です。
ここでは、市販薬を選ぶ際に押さえておきたいポイントを詳しく解説します。
自分に合った薬の選び方がわからないという方は、医師や薬剤師、登録販売者にご相談下さい。

「かぜ薬」と「解熱鎮痛薬」の違い

発熱に使用される市販薬には、「かぜ薬(総合感冒薬)」や「解熱鎮痛薬」などがあります。
解熱鎮痛薬は、熱や痛みに対する成分を中心に配合された製品であり、発熱や頭痛といった症状に対してアプローチするイメージの薬です。
一方、かぜ薬には、解熱鎮痛成分に加えて、のどや鼻、せきの症状に働きかける成分などが組み合わせて配合されている製品が多く、発熱だけではなく、のどの痛みや鼻水、せきなど、かぜにともなうさまざまな症状が同時にあらわれている場合などにも使用することができます。
このように、「発熱」に対して使用する薬にもさまざまなものがありますので、症状や体質に合わせて、必要な成分が配合された医薬品を選択することが大切です。

熱に効く成分の選び方と特徴

熱でベッドで横になっている女性

市販薬の中には、複数の有効成分が組み合わせて配合されており、それぞれの成分が異なる症状に働きかけるものがあります。
また、熱に効く成分の中にもさまざまな種類がありますので、市販薬を選ぶ際には、どのような成分が配合されているかを確認することが大切です。
発熱や、それにともなう症状に関わる代表的な成分としては、以下のようなものがあります。

・アセトアミノフェン:発熱や寒気を緩和し、痛みを和らげます
・イブプロフェン:発熱や寒気を緩和し、痛みを和らげます
・グリチルリチン酸:のどの炎症をおさえて、痛みを和らげます
・無水カフェイン:頭痛を和らげます

また、発熱時には、体力やビタミンが消耗しやすくなるため、製品によっては、チアミン(ビタミンB₁)やアスコルビン酸カルシウムといったビタミンが配合されているものもあります。
熱っぽさや寒気を感じるような、「かぜ症状」を緩和したいという方は、解熱鎮痛成分がしっかりと配合されているかどうかに加えて、その他の成分の有無も、パッケージや添付文書で確認することがおすすめです。

市販薬購入時・使用時の注意点

市販薬を購入する際は、他に服用している医薬品がないか、基礎疾患(持病や治療中の病気など)がないかを確認したうえで、薬剤師または登録販売者に相談することが大切です。
特に、かぜ薬と解熱鎮痛薬の併用は、成分が重複するおそれもありますので、今飲んでいる薬との相互作用にも配慮して服用する必要があります。
また、成分によっては眠気などがあらわれる場合もありますので、車の運転など、服用後の行動にも配慮しながら、用法・用量を守って正しく使用することが重要です。

【市販薬】熱っぽさから始まるつらいかぜ症状に「ベンザブロックIPプレミアムDX」の特徴

ベンザブロックIPプレミアムDXの製品

ベンザブロックIPプレミアムDXは、発熱や悪寒(発熱による寒気)など、かぜの諸症状の緩和に効果が期待できる市販薬(指定第2類医薬品)です。
指定第2類医薬品ですので、医師の処方箋は不要であり、市販薬としてご使用いただくことが可能です。
ベンザブロックにはさまざまな種類がありますが、特に、ベンザブロックIPプレミアムDXは、「熱っぽさから始まるつらいかぜ症状」に合わせた処方設計が行われています。
アセトアミノフェンとイブプロフェンという2種の解熱鎮痛成分のほか、チアミン硝化物やアスコルビン酸カルシウムなど、9種の成分が配合されており、「熱っぽさ・寒気・頭痛・のどの痛み・関節の痛み」など、かぜのいろいろな症状の緩和が期待できます。

ベンザブロックIPプレミアムDXの特徴

ベンザブロックIPプレミアムDXは、発熱や寒気にアプローチする成分を中心に、9種の成分を配合した製品です。

・イブプロフェンとアセトアミノフェンの2種の解熱鎮痛成分がはたらき、のどの痛みをおさえ、熱を下げます
・チアミン硝化物が、かぜによって消耗した体力の回復を促します
・アスコルビン酸カルシウムが、かぜの時に消耗しやすいビタミンCを補給します
・9種の成分を配合し、かぜのいろいろな症状を緩和します

ベンザブロックIPプレミアムDXの成分

6錠(1日服用量)中に、以下の成分が配合されています。

・アセトアミノフェン 180mg(発熱や寒気を緩和し、痛みを和らげる)
・イブプロフェン 360mg(発熱や寒気を緩和し、痛みを和らげる)
・メキタジン 4mg(鼻水・くしゃみを和らげる)
・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 48mg(せきを和らげる)
・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60mg(せき・たんを和らげる)
・グリチルリチン酸 39mg(のどの炎症をおさえて、痛みを和らげる)
・無水カフェイン 75mg(頭痛を和らげる)
・チアミン硝化物 25mg(ビタミン)
・アスコルビン酸カルシウム 500mg(ビタミン)

ベンザブロックIPプレミアムDXの効能

ベンザブロックIPプレミアムDXは、以下の効能を取得しています。

かぜの諸症状(発熱、悪寒(発熱による寒気)、頭痛、のどの痛み、関節の痛み、鼻水、鼻づまり、筋肉の痛み、せき、たん、くしゃみ)の緩和

ベンザブロックIPプレミアムDXの用法・用量

次の量を、食後なるべく30分以内に、水またはお湯で、かまずに服用すること。

15歳以上:1回量2錠、1日服用回数3回
15歳未満:服用しないこと

<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守すること。
(2)カプレット(錠剤)の取り出し方
カプレットの入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用すること(誤ってそのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながる)。

ベンザブロックIPプレミアムDXの使用上の注意

ベンザブロックIPプレミアムDXを正しく使用していただくために、以下の点にご注意ください。

してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる)
・本剤または本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は服用しないこと
・本剤または他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人は服用しないこと
・15歳未満の小児は服用しないこと
・出産予定日12週以内の妊婦は服用しないこと
・本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないこと
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等)
・服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと
(眠気等があらわれることがある)
・服用前後は飲酒しないこと
・過量服用・5日間を超えて服用しないこと

相談すること
次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

・医師または歯科医師の治療を受けている人
・妊婦または妊娠していると思われる人
・高齢者
・薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
・次の症状がある人。高熱、排尿困難
・次の診断を受けた人。甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、緑内障、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症
・次の病気にかかったことのある人。胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
・服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること。
皮膚の発疹・発赤、かゆみ、吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、めまいなど
・服用後、便秘、口のかわき、眠気があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
・5~6回服用しても症状がよくならない場合(特に熱が3日以上続いたり、また熱が反復したりするとき)は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

なお、詳しい内容については、必ず製品の添付文書をご確認ください。

熱っぽさや寒気には、市販薬「ベンザブロックIPプレミアムDX」を正しくご使用ください

熱(発熱)は、かぜをはじめとしたさまざまな要因によって起こる、身近でつらい症状のひとつです。
発熱時には、十分な休養と水分・栄養の補給を心がけるとともに、発熱や寒気などの症状に効能をもつ薬や、症状に合った医薬品(市販薬含め)を適切に取り入れていくことも大切です。

ベンザブロックIPプレミアムDXは、アセトアミノフェンとイブプロフェンという2種の解熱鎮痛成分をはじめとする9種の成分を配合し、発熱や悪寒(発熱による寒気)など、かぜの諸症状の緩和が期待できる市販薬(第2類医薬品)です。
熱っぽさから始まるつらいかぜ症状を追求した処方となっており、熱や寒気、頭痛が主症状という方に、特に適した処方設計のかぜ薬といえます。

ベンザブロックIPプレミアムDXはもちろん、医薬品を使用する際には、必ず用法・用量を守り、使用上の注意を確認したうえで正しくご使用ください。

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