アリナミン製薬の生薬・漢方薬事典
生薬図鑑
アリナミン製薬の漢方製剤や生薬製剤で使用している生薬一覧です。生薬の基源や効能、それぞれの生薬にまつわるこぼれ話などを詳しくご案内しています。個々の生薬について知りたいときなどにぜひご活用ください。
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「シナモン」でおなじみ!
クスノキ科トンキンニッケイやその他同属植物の樹皮を乾燥したもの。
トンキンニッケイは高さ12~17mに達する常緑高木です。樹皮は灰褐色で、若い枝は丸くなく角張っています。葉の大きさは8~17cmで、黄緑色の小花を多数つけ、約1cmほどの暗紫色した楕円形の果実をつけます。生薬としては、クスノキ科トンキンニッケイやその他同属植物の樹皮を乾燥したものを用います。
トンキンニッケイ:中国南部(浙江、福建、広東、広西省)やベトナム北部に分布しています。
ジャワニッケイ:インドネシアに自生し、中国南部からマレーシア地方に分布しています。
セイロンニッケイ:スリランカやセーシェル諸島を中心に熱帯地域で栽培されています。
精油1~2%含有。その他の成分として、桂アルデヒド、オイゲノール、サフロール、フェランドレン、リナロールなどが含まれています。
など
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