アリナミン製薬の生薬・漢方薬事典
生薬図鑑
アリナミン製薬の漢方製剤や生薬製剤で使用している生薬一覧です。生薬の基源や効能、それぞれの生薬にまつわるこぼれ話などを詳しくご案内しています。個々の生薬について知りたいときなどにぜひご活用ください。
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世界各地でおなじみの香辛料
ショウガ科ショウガの根茎。生のショウガを「生姜」、蒸して乾燥したものを「乾姜」という。また、そのまま乾燥したものを「乾生姜」という。
熱帯アジア原産の多年草で、草丈は50~70cmです。地下に肥大した地下茎を持ち、そこから鞘状になった葉の基部が茎のように地上に伸び、左右2列に葉をつけます。地下茎は8~10節に分かれています。温帯地方では通常花は咲かず、冬期10℃以下になると腐敗します。生薬としては、ショウガ科ショウガの根茎を用います。生のショウガが「生姜」、そのまま乾燥したものが「乾生姜」、蒸して乾燥したものが「乾姜」です。
インド、東南アジア、中国、アフリカ西部、中央アメリカ、日本、西インド諸島(特にジャマイカ、プエルトリコ)など世界各地で生産されていますが、薬用の大部分は中国からの輸入に依存しています。
精油0.25~3.0%含有。精油の主成分としてジンギベロールやショウガオール、ジンギベロンが含まれています。
≪生姜≫
など
≪乾姜≫
など
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