アリナミン製薬の生薬・漢方薬事典
生薬図鑑
アリナミン製薬の漢方製剤や生薬製剤で使用している生薬一覧です。生薬の基源や効能、それぞれの生薬にまつわるこぼれ話などを詳しくご案内しています。個々の生薬について知りたいときなどにぜひご活用ください。
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「イバラの道」の語源
クロウメモドキ科ナツメの果実を乾燥したもの。
高さ10mほどの落葉小高木で、特に黄土の乾燥地帯でよく生育します。葉は長さ2~4cmの卵形で光沢があり、5~7月頃に黄緑色の小さな花をつけます。果実は球形あるいは長さ2cmほどの長楕円形。秋に熟すと赤黒くなり、中には堅い両端の尖った種子1個があります。生薬としては、クロウメモドキ科ナツメの果実を乾燥したものを用います。
南欧からアジア東南部にかけて分布しています。
ブドウ糖、果糖などのほか、中性のアラビナン系あるいは酸性のペクチン質などの多糖類粘液を多量に含有。さらにイソキノリン、五環のトリテルペノイド化合物としてウルソール酸、オレアノール酸なども含まれています。
など
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