胃腸を冷やし過ぎると、消化・吸収の機能が落ち、大切な栄養素を十分に摂れない状況が生じます。その上、暑さや高湿度の不快感から食欲が低下しがちになりますので、十分な活動エネルギーが得られないばかりか、夏バテ自体の疲労感やだるさの解消にも遅れが生じます。
暑さ・高湿度→疲労感・だるさ→意欲・食欲の低下→冷たいもの摂り過ぎ→消化・吸収不足→さらにぐったり、という悪循環が生まれます。
そんな時は冷たい物を控え、消化がよく、栄養価の高い食事を摂るように心がけましょう。疲労感・だるさを軽減させるためには、ビタミンB1を多く含む食品(豚肉や大豆製品など)を摂るとよいでしょう。
また、栄養補給のためにサプリメントやビタミン剤などを利用するのも1つの方法です。