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「なぜかやる気が出ない」、「どうして食欲が落ちるの?」、「疲れが抜けないのはどういうわけ?」──夏バテの原因が潜んでいるかどうか、あなたの夏の過ごし方をチェックしてみましょう。
監修
渡辺 恭良 先生 (日本疲労学会 理事長、神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所 名誉研究員、Integrated Health Science株式会社 代表取締役CEO)
夏バテとは無縁!
夏バテを寄せ付けない健康的な生活を送っているようですね。 これからもこの生活を維持して、夏場の暑さに負けることなく元気に過ごしましょう。
夏バテ予防は不十分
夏バテなんて自分には関係ないと思っていませんか? 体調を崩す前に、生活を見直して夏バテ予防をしていきましょう。
すでに夏バテになっていませんか?
今まさに疲れを感じていませんか?その疲れは夏バテが原因かもしれません。 今すぐ生活を改善して、夏バテを克服しましょう。
01日中、外気温にさらされたり、直射日光を浴びるような環境に居ることが多い。
日中外気温にさらされたり、直射日光を浴びることが多い環境にいると、大量の汗をかき脱水気味になったり、汗の出口周辺が詰まって体温調節ができにくくなります。汗はこまめにふいて、できるだけ日陰で休憩をとったり、着衣に工夫をしたり、スポーツドリンクなどを飲んで水分とミネラルを補いましょう。
02温度や湿度の差が大きい空間を、短時間に数回以上出入りする。
冷房は熱中症予防の観点から、適切に使うことが大切ですが、温度や湿度の差が大きい空間の出入りが多いと、自律神経系の負荷が大きく、体温調節、循環器系、消化器系の働きにも悪影響を与えます。外気温と室温との差を7℃以内、湿度の差は25%程度をひとつの目安に調整しましょう。また、温度、湿度の差がそれほど多くない中間室へ一旦入るという工夫もあります。冷房の調整が無理な時は上着を羽織ったり、長いパンツをはくなど冷え過ぎないようにしましょう。
03冷房は低めの温度で設定し、1日を通して汗をあまりかかない。
冷房を低めの温度で設定した環境に長くいると、体が冷えてしまうばかりでなく、汗をかかない時間も長くなります。人は体温調節をするために自律神経系の働きで汗をかきますが、このような状態が続くと自律神経系のバランスがとれなくなって、汗をかきにくい体になってしまいます。こうなると、逆に屋外では熱を発散できずに熱中症になってしまうことも考えられます。このようにならないためには、冷房は適度に使い、なるべく体を動かすなどして汗をかくことも大切です。
04ついつい冷たい食べ物や飲み物をたくさん摂ってしまう。
胃腸を冷やし過ぎると、消化・吸収の機能が落ち、大切な栄養素を十分に摂れない状況が生じます。その上、暑さや高湿度の不快感から食欲が低下しがちになりますので、十分な活動エネルギーが得られないばかりか、夏バテ自体の疲労感やだるさの解消にも遅れが生じます。 暑さ・高湿度→疲労感・だるさ→意欲・食欲の低下→冷たいもの摂り過ぎ→消化・吸収不足→さらにぐったり、という悪循環が生まれます。 そんな時は冷たい物を控え、消化がよく、栄養価の高い食事を摂るように心がけましょう。疲労感・だるさを軽減させるためには、ビタミンB1を多く含む食品(豚肉や大豆製品など)を摂るとよいでしょう。 また、栄養補給のためにサプリメントやビタミン剤などを利用するのも1つの方法です。
05夜は寝苦しくあまりよく眠れないことが多い。
睡眠不足による疲労の蓄積は、夏バテの大敵。寝る前には睡眠の妨げになるスマホ、PCやTV画面を見ることを避けましょう。夜更かしもNGです。睡眠は自律神経の乱れを整えたり、体を修復する成長ホルモンの分泌を高めたり、暑い夏を乗り切るための大切な時間です。寝る前にぬるめのお風呂につかったり、氷枕やエアコンの除湿機能などをうまく使って、深い眠りを得られるようにしましょう。
06食欲が出ず、ぐったりしている。
暑さで体力がなくなり、食欲が出ず、ぐったりしている状態は、まさに夏バテの可能性があります。また、冷たいものばかり摂っていると胃腸での消化の働きがさらに低下して、栄養素をうまく吸収できず、夏バテを助長させてしまいます。 さらに、エネルギー不足がだるさや疲労感の原因になりますので、冷たいものは控えて、栄養価の高い食品を中心に、バランス良く食べましょう。疲労回復には、ビタミンB1を含む食品(豚肉、うなぎ、大豆製品など)を意識して摂るといいでしょう。
正しい生活習慣を守り、健康的な日々を過ごしましょう。 予防法・対処法はこちらをご覧ください。
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