とくにはしかでは発熱によって大量の汗が出るので、こまめに水分を補給しましょう。果汁ジュースや麦茶、紅茶などは、汗で失ったビタミンや塩分も補うことができます。また、赤ちゃんは発熱があると機嫌が悪くなって飲まなくなり、脱水症状を起こすこともあります。こまめに飲ませて、十分な補給を心がけましょう。
発熱時には頭部を冷やす
熱があるときは、氷枕や冷却ジェルなどで頭を冷やすと楽になります。また、発熱で体力を消耗しますから入浴は控え、かわりに蒸したタオルで顔や体を拭くとスッキリとして気分も良くなります。
暑すぎない程度に保温し、保湿する
室温は20〜25℃くらいにして、ときどき換気をするようにしましょう。加湿器や濡れタオルで室内の空気を保湿することも大切です。はしかや三日ばしかのときは、体が熱いのに手足が冷えてしまうことが多いので、薄手で長袖の寝巻きを着て、靴下や手袋などで手足の先が冷えないようにしましょう。
病院で診察を受ける
発疹や発熱など、はしかや風疹と思われる症状があらわれたらすぐに内科や小児科を受診しましょう。また、他の人にうつさないためにもはしかは熱が下がってから3日間、風疹では発疹がおさまるまでの間は幼稚園や学校、会社は必ず休みましょう。