水ぶくれをかきむしって潰してしまうと、痕(あと)が残ったり、細菌による2次感染を起こしてしまう場合があります。爪は短く切り、こまめな手洗いで清潔にしておきましょう。また、水ぶくれは暖めるとかゆみが増しますので、お風呂は入ってもぬるま湯にしておきましょう。
消化の良い物を食べる
食事は、嘔吐がなければ何を食べても構いません。ただし、口の中に水ぶくれがあらわれ、痛みがある場合には、軟らかく消化の良い物をとるようにしましょう。また水ぼうそうにかかっているときは、体力が消耗しているので、発熱がなくてもなるべく安静にするようにしましょう。
病院で診察を受ける
水ぼうそうは自然に治るものですから、普段健康な子どもであれば診療時間内に小児科や皮膚科で診察を受けておけば特別な心配はいりません。しかし、白血病などで免疫力が低下している子どもや1歳以下の乳児は重症化の危険性があるため、すぐにかかりつけ医の診察を受けましょう。大人の感染は肺や肝臓に広がり重症化することがあるので、なるべく早く内科や皮膚科を受診しましょう。