片頭痛が起こるとわかっていれば、少しは気が楽になったり、対策をとりやすくなります。閃輝暗点や生あくびなどの前兆を見逃さないようにしましょう。
患部を冷やし、暗く静かな場所で休む
片頭痛は体を動かしたり、まぶしい場所やうるさい場所では痛みが激しくなるので、できるかぎり暗く、静かな場所で休むようにしましょう。血管の拡張を少しでも抑えるために、アイスノンや冷えるジェルシートなどを貼るのも効果的です。また、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは、血管収縮作用があるので、頭痛を抑える効果があるといわれています。
市販の薬を使う
頭痛で仕事や日常に支障をきたす場合は、自分に合った市販薬を服用して、痛みをコントロールすることも一つの方法です。薬には、ピリン系、非ピリン系、イブプロフェン系という代表的な成分の3系統があります。頭痛の前兆があったら、すぐに服用してみて、効果があるかどうか確認して、自分に合った薬を見つけておくのも一つの方法です。
病院で診察を受ける
痛みで日常生活に支障が出る場合などは、他の疾患が隠れている場合もあるので、あまり我慢せず、主治医や、内科の頭痛外来か、神経内科などの専門医で診察を受けましょう。