プレゼンティーズム/アブセンティーズムは、WHO(世界保健機関)が提唱した、健康問題に関連したパフォーマンスの損失を表す指標です。プレゼンティーズムは出勤しているものの健康的問題が理由で生産性が低下している状態を、アブセンティーズムは健康的な問題により出勤できずに欠勤(病欠)する状態のことです。
プレゼンティーズムやアブセンティーズムを解消することは働く人の仕事の質ややりがい向上につながり、QOL(生活の質)向上が期待できます。一方で、経営者にとっても、医療費や保険費の削減・会社全体の労働生産性の向上・会社イメージの向上・離職率の低下などさまざまなメリットがあります。
対策としては、経済産業省が示す「健康を保持・増進する7つの行動」が推奨されています。
この7つの行動をより細分化したのが「『健康を保持・増進する7つの行動』簡易チェックシート」です。これを通して、現在の自身の働き方を見つめ直し、一つひとつ改善していくと、プレゼンティーズムやアブセンティーズムの解消に近づき、さらに充実した生活を送ることができるでしょう。