症状別対策BOOK
胃痛に関する気になる疑問にお答えします。
胃痛
食道と胃の境目のパッキング(噴門)を越えて、胃酸が食道の方に逆流してくるからです。暴飲暴食などで胃酸がたくさん出ている状況で腸にスムーズに食物が流れないときに寝ころがったりすると胃酸が逆流し易くなり、胸やけを起こします。
タバコは血管を収縮させ、血液の流れを悪くするので、胃を酸から守っている粘液をつくる細胞に血液が少なくなり、胃の防御機能が低下します。
また、胃酸の分泌も減少し、消化活動も低下するので、食後の一服は胃にとって禁物です。
空腹時にお腹が鳴るのは、胃や腸の強い収縮作用に原因があります。この収縮によって、胃の上部にたまっている空気が圧迫されて鳴るのです。
また、食後にお腹が鳴るのは、空気や水、それに食べたものが小腸や大腸を通るときの音です。
腸や胃の中に食べ物が入ったままで走ると、胃腸へくるはずの大量の血液が筋肉へ行き、胃腸が血液不足(酸欠状態)となって痙攣が起こり易くなります。また、胃の中に入っている食べ物が胃を下に引っぱり、痛みを感じたりもするのです。
食道まで入ってしまえば、「ぜん動運動」によって食べ物は奥へ奥へと送られていくから、逆立ちしても横になっても食べられます!でも、おいしくないかもしれませんね。
胃痛