症状別対策BOOK
繰り返し感染しないために、心がけたいことや、対処法をご紹介します。
水虫
正しく治療すれば、数カ月で完治するケースがほとんどですが、菌を完全に殺してしまう前に治療を止めると、翌年も悩まされることになります。
また、体質や生活習慣に問題があると、繰り返し感染してしまいます。
治療は根気よく、日頃の生活習慣にも気をつけましょう。
薬は症状が出ている部分より広めに塗りましょう。放っておくと、患部が広がり、治りにくい爪やかかとまで、水虫になってしまいます。
かゆみがなくなったからといって、治療をやめてはいけません。
薬を塗り始めてから、症状が消えるまでに1~2カ月。
症状が消えてから、菌を死滅させるまでにさらに1~2カ月。
ここまで塗り続けないと、完治させることはできません。途中で止めると、再発することが多いので根気よく続けましょう。
患部をかきむしって傷つけると、他の細菌などによる感染が起こり、患部が悪化したり、別の皮膚の病気に発展する恐れがあります。
また、かいた爪には水虫菌が付着するため、体の他の場所にうつる危険もあります。
水虫