原因となるダニの繁殖を防ぐことが大切です。室内をこまめに掃除をする、換気をする、週に1回は布団を外に干す、カーペットやソファを清潔に保つ、ペットは室外で飼うなど、ダニ対策をしっかり行いましょう。
皮膚を清潔に保つ
毎日、入浴やシャワーで皮膚についた原因物質や汗、汚れ、細菌、古い薬などを洗い流すことが大切です。ただし、ゴシゴシ洗いは避け、石けんやシャンプーはよく泡立てて、手のひらで優しく洗いましょう。衣類やシーツをつねに清潔にしておくことも大切です。
保湿して皮膚の乾燥を防ぐ
アトピー性皮膚炎の人は皮膚が乾燥しがちです。皮膚の乾燥はバリア機能を低下させるもと。洗顔やお風呂の後はすぐに化粧水と保湿剤を塗り、皮膚の水分を保ちましょう。
衣類に気をつける
ハイネックやウールの下着・靴下などは皮膚に刺激を与えます。直接皮膚につかないように気をつけるか、ウール素材の下着や靴下は避けましょう。
症状を悪化させる食品を避ける
原因となる食品がはっきりとしている場合は、その食品を制限する必要がありますが、素人判断で食事制限をすると、成長期では必要な栄養素やカロリーが不足するおそれがあります。医師の指示に従うようにしましょう。また、外食などでは、避けるべきアレルギーの原因物質が入っていないと思われるメニューでも、同じ器具を使って調理されていると、その成分が器具に残っていることがあります。不安な要素があればお店の人に確認しましょう。