あなたにも自覚がありませんか? カルシウム特集

あなたにも自覚がありませんか?

カルシウム特集

骨密度(骨量)の減少について

年齢が高くなると骨粗鬆症が増えてきます。特に女性の場合は閉経とともに女性ホルモンが急激に低下するために、骨量が急激に減り、骨粗鬆症になりやすいといわれます。男性にはそのような急激な性ホルモンの低下による骨量の低下はないのですが、腎臓や腸の病気、胃の手術をしたことがある方では骨量も低下しやすくなっています。

5~18歳頃まで~骨量を増やす~

骨量は約2倍と大きく増加します。この時期に十分増加させておくと、その人の最大骨量(ピーク骨量)は高くなります。 つまり、カルシウム摂取や適度な運動はこの時期が一番有効です。

20~40歳頃まで~骨量を維持する~

骨量のピークは20歳頃で、それ以降は減少していきます。しかし、カルシウム摂取などにより維持が期待できます。 この時期にカルシウムを摂取して骨量を維持することが、将来の骨粗鬆症予防につながります。授乳期は女性ホルモンが60代と同程度に低下してしまうため、特にカルシウムの補給を心がけましょう。

50歳以降~骨量を減らさないようにする~

カルシウムを摂取しても骨量の大幅な増加は期待できませんが、骨量の減少を防ぐためにはカルシウム摂取が必要です。 特に女性は、閉経後に骨量が急激に減少するので注意が必要です。