2027年 花粉症特集

2027年

花粉症特集

2026年9月30日発表

2027年 春の花粉飛散予測

日本気象協会は2026年9月30日に「2027年春の花粉飛散情報(第1報)」を発表しました。これからの花粉症対策の参考にしてください。

■2027年シーズンの花粉飛散傾向

例年比

2027年春の花粉飛散量は、九州から東海では例年の110~130%程度とやや多いでしょう。関東甲信・北陸から北海道では例年の50~70%程度と少ない傾向となる見込みです。

前シーズン比

2027年春の花粉飛散量は、前シーズンと比べると、九州から東海の広い範囲でやや多いでしょう。関東甲信・北陸から北海道では前シーズンより少ない見込みです。

2027年 花粉の飛散傾向(例年比) 2027年 花粉の飛散傾向(前シーズン比)

■飛散量の予測根拠

花粉の飛散量は、前年の夏が高温・多照だと多くなる傾向があります。また、前シーズンの飛散量が少ないと増加し、多いと減少する傾向があります。
2026年夏は、西日本を中心に気温がかなり高くなりました。一方で、夏を通した日照時間は平年並みか多かったものの、雄花の形成に大きく影響すると考えられる6月または7月の日照時間が少なかった地域が多く、猛暑となったわりには雄花の形成がやや抑えられる気象条件になりました。また、前シーズン(2026年春)は、近畿と関東甲信から北海道で花粉飛散量が例年より多くなりました。
これらのことから、2027年春の花粉飛散量は、九州から東海では例年に比べやや多く、関東甲信・北陸から北海道では例年より少ない見込みです。

■各ブロックの飛散傾向

●北海道・東北

北海道地方のシラカバ花粉の飛散量は、例年より少ない見込みです。前シーズンと比較すると、非常に少ないでしょう。
東北地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、秋田と宮城で例年並み、青森と福島で例年よりやや少なく、岩手と山形で例年より少ない見込みです。前シーズンと比較すると、秋田と宮城でやや少なく、福島で少なく、青森、岩手、山形では非常に少ないでしょう。

●関東甲信

関東甲信地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、千葉、東京、山梨、長野で例年よりやや少なく、栃木、群馬、埼玉、神奈川で例年より少なく、茨城で例年より非常に少ない見込みです。前シーズンと比較すると、埼玉と千葉でやや少なく、栃木、群馬、東京で少なく、茨城、神奈川、山梨、長野で非常に少ないでしょう。

●北陸・東海

北陸地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、福井で例年並み、新潟と富山で例年よりやや少なく、石川で例年より少ない見込みです。前シーズンと比較すると、福井でやや多く、富山でやや少なく、新潟と石川で非常に少ないでしょう。
東海地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、愛知、岐阜、三重で例年よりやや多く、静岡で例年並みとなる見込みです。前シーズンと比較すると、愛知、岐阜、三重でやや多く、静岡でやや少ないでしょう。

●近畿

近畿地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、滋賀、奈良、和歌山で例年よりやや多く、京都、大阪、兵庫で例年並みとなる見込みです。前シーズンと比較すると、奈良で多く、和歌山で前シーズン並み、滋賀と兵庫でやや少なく、京都と大阪で少ないでしょう。

●中国・四国

中国地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、鳥取、岡山、広島、山口で例年よりやや多い見込みです。前シーズンと比較すると、広島と山口で多く、鳥取と岡山でやや多いでしょう。
四国地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、徳島、香川、愛媛、高知で例年よりやや多い見込みです。前シーズンと比較すると、徳島で多く、香川、愛媛、高知でやや多いでしょう。

●九州

九州地方のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島で例年よりやや多い見込みです。前シーズンと比較すると、佐賀で多く、福岡、大分、宮崎、鹿児島でやや多く、長崎と熊本で前シーズン並みとなる見込みです。

※日本気象協会の花粉飛散予測とは

日本気象協会は1990年からスギ花粉の飛散予測を発表しています。日本気象協会の花粉飛散予測は、前シーズンの花粉飛散結果と気象観測データ、および雄花花芽の現地調査の結果などをもとに、全国各地の花粉研究会や協力機関からの情報をふまえて予測しています。