【市販薬】風邪薬のおすすめの選び方を徹底解説!症状別に成分もご紹介!

風邪(かぜ)は、多くの方が一年を通して経験する身近な体調不良のひとつであり、「かぜ症候群」や「急性上気道炎」などとも呼ばれる疾患です。
風邪の症状は多種多様であり、咳や鼻水、のどの痛みや発熱、吐き気や食欲不振、節々の痛みや頭痛など、その時々によって様々な症状が出現することがあります。
また、風邪の始まり方もその時々によって異なり、くしゃみや鼻水から始まる場合もあれば、のどの痛みや熱っぽさ、せきが先に出るという場合もあります。

そんな風邪の治療や症状改善のために、医療機関を受診するというのはもちろん、ドラッグストアや薬局などで購入可能な市販薬(一般用医薬品)を使用するというのもおすすめの方法のひとつです。
とはいえ、ドラッグストアにはさまざまな市販の風邪薬が並んでいるため、自分の症状に合ったものを選ぶ際に、どれを選べばよいか迷ってしまうことも少なくありません。

そこでこの記事では、風邪の基本的な知識から対処方法、そして、市販薬を正しく使うための重要なポイントや、市販の風邪薬のおすすめの選び方までをわかりやすく解説いたします。
さらに、つらい症状別に選べる市販の風邪薬である、「ベンザブロック」シリーズについても、それぞれの特徴や選び方、使用上の注意点を詳しくご紹介します。
風邪の症状に悩んでいる、自分に合った市販薬を選びたい、市販の風邪薬を正しく使用したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

風邪(かぜ)とは?かぜの原因はなに?

体温計を見て横になっている女性

一般的に「かぜ」と呼ばれている状態は、正式には「かぜ症候群」や「急性上気道炎」と呼ばれる疾患であり、鼻やのどといった上気道に急性の炎症が起こることで生じる症状の総称です。
そんな風邪の多くは、ウイルスの感染が原因とされており、ウイルスが鼻やのどの粘膜に付着して増殖することで、さまざまな症状があらわれると考えられています。
シーズンごとに流行するウイルスは異なりますので、その時々によって風邪の症状は異なり、「のどが痛くなる風邪」や「咳がひどい風邪」、「高熱が出る風邪」など、様々な症状が出現する可能性があります。

体温計を見て横になっている女性

かぜの主な症状

かぜの症状は、感染した部位やウイルスの種類などにより、その時々によって異なります。
また、症状の程度や種類は人によって異なり、個人差があり、家族で同時に風邪をひいた場合であっても、症状が異なるというケースも少なくありません。

代表的な症状としては、次のようなものが挙げられます。

・鼻の症状:鼻水、鼻づまり、くしゃみ
・のどの症状:のどの痛み
・せきの症状:せき、たん
・全身の症状:発熱、悪寒(さむけ)、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み

これらの症状は単独であらわれることもありますが、複数が組み合わさって出現することも多くあります。
また、「最初は鼻水だけだったのに、だんだんのどの痛みや熱が出てきた」というように、時間の経過とともに症状が移り変わっていくケースも少なくありません。
さらに、これだけではなく、悪心(気持ち悪さ)や吐き気、食欲不振や下痢など、お腹の症状もあわせて出現する場合もあります。

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かぜとよく似た症状にも注意

かぜでみられるこれらの症状は、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などのウイルス感染症の他、花粉症やアレルギー性鼻炎、喘息(気管支喘息)など、他の病気でもあらわれることがあります。
夜も眠れないような激しい咳が出る場合、急激な高熱や強い倦怠感を伴う場合、症状が長く続く場合、症状がどんどん悪化していく場合などは、早めに医療機関を受診することが大切です。
特に、持病のある方(基礎疾患がある方)や高齢の方、乳幼児や小児、妊娠中の方などは、無理をせず、早めに医師に相談するようにしましょう。

風邪に抗生物質(抗菌薬)は効果がないって本当?

熱が出てソファで頭を押さえている女性

「風邪をひいたら抗生物質をのめば早く治る」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「一般的な風邪に対して、抗生物質(抗菌薬)による効果は基本的には期待できない」と考えられています。
その理由は、抗生物質が作用する対象と、風邪の原因の違いにあります。
抗生物質は「抗菌薬」とも呼ばれるように、「細菌」を抑えたり除去したりするための薬です。
一方、風邪の多くはウイルスの感染によって起こります。
ウイルスと細菌はまったく異なるものであるため、細菌にはたらく抗生物質を使用したとしても、ウイルスが原因の風邪に対しては効果が期待できないということです。
また、必要のない抗菌薬の使用は、症状の改善につながらないだけではなく、抗菌薬が効きにくい菌(薬剤耐性菌)を増やしてしまう一因になると指摘されています。
そのため、風邪のときに不用意に抗生物質を使用することは避けるべきであり、抗生物質はターゲットに合わせて適切に使用することが重要となります。
ただし、風邪をきっかけに細菌の感染を合併する場合などもありますので、医師が必要と判断したときには、用法用量を守って、適切に抗生物質を使用することも大切です。

※抗生物質(抗菌薬)は、医師の診断に基づき処方される医療用医薬品であり、一般用医薬品(市販薬)としては販売されていません。

風邪の対処方法と症状の改善方法

風邪の対処は、身体をしっかりと休め、免疫力を高めて、身体の回復をサポートすることが基本となります。
先にもご紹介したように、主な風邪の原因がウイルスである以上、抗生物質も効果が期待できませんので、「自らの免疫力」によって症状を改善していくことが基本となります。
また、咳や鼻水、発熱などに対して、その症状改善が期待できる医薬品を正しく使用することで、つらい症状を緩和していくことも大切です。

安静・休養と水分・栄養の補給

かぜのときは、十分な睡眠と休養をとり、身体を温かくして安静に過ごすことが重要です。咳や発熱などといった風邪の症状は、私たちが想像しているよりもはるかに体力を消耗します。余計な体力の消耗を避けて体を疲弊させないためにも、十分な睡眠をとるようにしましょう。
発熱や発汗によって身体の水分が失われやすくなるため、こまめに水分を補給し、脱水状態にならないように注意が必要です。
また、消化のよい食事を心がけ、栄養をしっかりと補うことも重要です。

ビタミンB群やビタミンCを意識的に摂取するのがおすすめ

加えて、栄養補給をするうえで意識したいのが、ビタミンB群やビタミンCです。
ビタミンB₁は糖質をエネルギーに変える働きに関わり、消耗した体力の回復をサポートする栄養素であり、B₂は、皮膚や鼻、のどといった粘膜の維持にも欠かせない栄養素であることが知られています。
そしてビタミンCは、風邪のときに消耗しやすいビタミンのひとつですので、風邪をひいて発熱したり身体が消耗した時こそ、ビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を意識的に摂取することが大切です。
そのため、食事からこれらの栄養を補うことに加えて、風邪薬を選ぶ際には、つらい症状を和らげながら、消耗しがちなビタミンの補給もあわせて行うため、「ビタミンB群やビタミンCが配合された医薬品を選ぶ」というのも、ひとつの考え方となります。
実際に、市販の風邪薬である「ベンザブロックシリーズ」の中にも、ビタミンB₁やB₂、ビタミンC(アスコルビン酸カルシウム)を配合した製品があり、風邪によって消耗した体力の回復や、粘膜の維持、消耗しやすいビタミンの補給にも着目した医薬品となっています。

風邪薬による対症療法

風邪は、症状を和らげる「対症療法」が対処の中心となります。
風邪そのものを直接治す「特効薬」のようなものはありませんので、鼻水・のどの痛み・発熱・せきなど、つらい症状に合わせて、症状改善のための薬を正しく使用することが大切です。
たとえば、薬局やドラッグストアなどで市販の風邪薬を選ぶ際には、「つらいと感じている症状に合った成分が配合された風邪薬」を選ぶという考え方が重要になります。

医療機関を受診する目安

急激な高熱や激しい咳など、明らかに重度の症状が出ているという場合はもちろん、市販薬を数日間使用しても症状が改善しない場合や、むしろ症状が悪化していく場合には、早めに医療機関を受診することが大切です。
また、高熱、息苦しさ、激しい頭痛やめまいなどがあるといった場合も、早めの受診をおすすめします。

「市販薬」や「市販の風邪薬」はおすすめ?メリットと注意点

風邪をひいて水を飲んでいる女性

風邪の症状(風邪のひき始めや軽い症状など)に対して、市販薬を上手に活用してセルフケアを行うことは、選択肢のひとつとしておすすめです。
近年、厚生労働省も「セルフメディケーション」という考え方を推進しており、市販薬を適正に使用して、日々の健康管理を行うことも大切になります。
セルフメディケーションとは、世界保健機関(WHO)において「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義されている考え方です。
こうしたセルフメディケーションの取り組みを後押しするしくみとして、厚生労働省は「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)」という制度を設けています。

セルフメディケーション税制とは?

セルフメディケーション税制とは、健康診断を受けるなどの一定の取り組みを行っている方が対象となり、定められた成分を含む一般用医薬品※1を購入した場合に、年間の購入額が一定の金額を超えた分について、所得控除を受けられるという制度です。
対象となる薬効の例には「かぜ薬」も挙げられており、市販薬を活用したセルフケアが、家計の面からも後押しされていることがわかります。
代表的な市販の風邪薬のひとつである、アリナミン製薬の「ベンザブロック」シリーズもセルフメディケーション税制の対象薬です※2

※1「租税特別措置法施行令第二十六条の二十七の二第二項の規定に基づき厚生労働大臣が定める一般用医薬品等」において定められた成分を含む一般用医薬品のこと。
厚生労働省ホームページに掲載されている有効成分リストが対象。

※2すべてのかぜ薬が対象になるわけではありませんので、購入の際はパッケージの「セルフメディケーション税制対象」の表示などをご確認ください。

ここで重要なのは、市販薬の対象となるのはあくまで「軽度な身体の不調」であるという点です。
市販の風邪薬は、つらい症状を和らげる対症療法が中心であり、漫然と長く使い続けるものではありません。
市販薬を使う際は、用法・用量を守って正しく使用すること、複数の薬を飲み合わせる際は成分の重複に注意すること、そして数日間使用しても改善しない場合や症状が悪化した場合には使用を中止して医師や薬剤師に相談することが重要になります。
このように、市販薬の適正使用を心がけることが、安心してセルフメディケーションに取り組むための重要な大前提となります。

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【症状別】市販の風邪薬「ベンザブロック」シリーズのおすすめの選び方

※いずれの製品も指定第2類医薬品

ベンザブロックは、アリナミン製薬が販売する市販の風邪薬であり、そのシリーズ(ベンザシリーズ)には様々なものがあります。
「鼻」「のど」「熱」「せき」など、今つらい症状の起点に合わせて選べるラインナップが用意されているのが特徴で、自分の症状に合わせて市販薬を選びたいという方におすすめです。

鼻の症状がつらい方には「ベンザブロックSプレミアムDX」

鼻水・鼻づまり・くしゃみなど、鼻から始まるつらいかぜ症状が気になるかたには、黄色のパッケージが目印の「ベンザブロックSプレミアムDX」がおすすめです。
鼻の症状に働きかける成分(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、プソイドエフェドリン塩酸塩、ベラドンナ総アルカロイド)が配合されており、つらい鼻水・鼻づまりの両方にアプローチできます。
さらに、アセトアミノフェンなどを含む全9種類の成分が、風邪にともなう様々な症状に対して多面的にアプローチします。

のどの症状がつらいかたには「ベンザブロックLプレミアムDX」

のどの痛みやせき、のどから始まるつらいかぜ症状が気になるかたには、銀色のパッケージが目印の「ベンザブロックLプレミアムDX」がおすすめです。
解熱鎮痛成分のイブプロフェンと、抗炎症成分のトラネキサム酸を配合し、のどの不快感の原因となる症状にアプローチします。
たんを排出しやすくする成分やせきをしずめる成分なども配合されていますので、つらいのどの症状の緩和が期待できます。

熱の症状がつらいかたには「ベンザブロックIPプレミアムDX」

熱っぽさ・さむけ・頭痛・関節の痛みなど、熱から始まるつらいかぜ症状が気になるかたには、青色のパッケージが目印の「ベンザブロックIPプレミアムDX」がおすすめです。
アセトアミノフェンとイブプロフェンという2種類の解熱鎮痛成分を配合し、発熱やさむけ、痛みにアプローチします。
さらに、かぜによって消耗しやすいビタミンB₁・ビタミンCを配合しており、つらい症状の緩和をサポートします。

せきの症状がつらいかたには「ベンザブロックTプレミアムDX」

せきやたん、のどの痛みなど、せきから始まるつらいかぜ症状が気になるかたには、緑色のパッケージが目印の「ベンザブロックTプレミアムDX」がおすすめです。
せき・たんにはたらく成分(ジヒドロコデインリン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、アンブロキソール塩酸塩)が配合されており、つらいせきの症状にアプローチできます。
また、解熱鎮痛成分のイブプロフェンなどの成分も配合されていますので、かぜに伴う幅広い症状を緩和します。

使用上の注意(副作用など)

参考までに、ベンザブロックSプレミアムDXの使用上の注意点をご紹介します。

※詳細は、各製品の添付文書(説明書)をよくお読みのうえ、正しくご使用ください。

いずれの製品も、つらい症状を和らげるためには、用法・用量を守って正しく使用することが重要です。

<ベンザブロックSプレミアムDXの使用上の注意>
・用法・用量を厳守し、決められた回数・量を超えて服用しないこと
・他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含む内服薬など(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等)、胃腸鎮痛鎮痙薬、トラネキサム酸を含有する内服薬との併用は避けること(成分の重複を防ぐため)
・服用後は眠気があらわれることがあるため、乗物または機械類の運転操作をしないこと
・服用前後は飲酒をしないこと
・長期間にわたって続けて服用しないこと

※詳細は添付文書を参照ください。

※これらの医薬品は、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。アレルギー体質の方は必ず薬剤師、登録販売者にご相談ください。

また、服用後に、発疹・発赤、かゆみなどの皮膚の症状や、吐き気・嘔吐、食欲不振などの消化器症状などがあらわれた場合は、副作用の可能性もありますので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
また、現在何らかの病気で治療を受けている方、妊娠中・授乳中のかた、高齢のかた、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがあるかたなどは、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
そして、ベンザブロックに限らず、市販の風邪薬を使用しても症状が改善しない場合には、早めに医療機関を受診するか、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

市販の風邪薬「ベンザブロック」シリーズは正しくご使用ください

風邪は、身体をしっかりと休め、つらい症状を和らげながら、全身の回復を促すことが大切です。
市販(市販薬)の風邪薬を選ぶ際には、「つらい症状は何か」を意識し、その症状に合った成分が配合された製品を選ぶことがポイントとなります。

アリナミン製薬の「ベンザブロック」プレミアムDXシリーズは、鼻・のど・熱・せきといった、症状別に合わせて選べる市販の風邪薬です。
鼻の症状には「S(黄)」、のどの症状には「L(銀)」、熱の症状には「IP(青)」、せきの症状には「T(緑)」と、つらい症状に合わせてお選びいただけるため、ベンザブロックプレミアムDXシリーズをご使用になる際には、症状にあわせた製品をご選択いただくことがおすすめです。

ベンザブロックはもちろん、医薬品を使用する際には、必ず用法・用量を守り、副作用に注意しながら正しく使用することが重要です。
つらい風邪の症状を和らげるためにも、症状に合った「ベンザブロック」を正しくご使用いただき、医師、薬剤師または登録販売者の指示を守って、安静にお過ごし下さい。

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