薬に関する情報ガイド
健やかな生活に重要な〔セルフメディケーション〕を知っていますか?
その考え方や取り組むポイントなどを紹介します。
身近な薬の活用ガイド
平均寿命が世界の中でも長い日本ですが、寿命の長さだけではなく、いかに健やかな日々を過ごすかということも大切です。そこで注目されているのがセルフメディケーションです。
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)は定義しています。いきいきと元気な毎日のために、生活に取り入れていきましょう。
日ごろから食事や睡眠などの生活習慣に気をつけましょう。
健康管理に積極的にかかわることで知識が向上し、生活習慣病の予防や健康維持に大いに役立ちます。
私たちの体には、病気や怪我から回復するための「自然治癒力」が備わっています。薬は自然治癒力をサポートし、体力を回復させたり、病気の原因を取り除いたり、症状をやわらげたりして健康を取り戻すのに役立ちます。
症状やけがの状況を見て、的確な薬を正しく使用することが大切です。わからないことは薬剤師や登録販売者などの専門知識を持った人たちに相談すると良いでしょう。
健康なときの自分の状態を知っておくことで、身体の異常を知らせるサインを見つけることができます。また、健康診断の結果についてかかりつけの医師や薬剤師などの専門家に相談しながら生活を見直すことも大切です。
健康で健やかな生活を送り続けるためには、生活者1人ひとりが1日24時間、1週7日間を通じて、セルフケア・セルフメディケーションに取り組むことが重要であるとの考えから、毎年7/24はセルフメディケーションの日と2018年に制定されました。
セルフメディケーションの日をきっかけに、自分自身の健康について考え、出来ることから取り組みを始めてみてはいかがでしょうか?
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