自律神経のバランスを整える呼吸法でリラックスして、ストレスを遠ざけましょう。おへその下に意識を集中させて、お腹に空気を入れる感覚でゆっくりと鼻から息を吸います。空気がお腹に入りきったら数秒息を止め、おへその下に力を入れたまま鼻から息を吐きます。これを1日に数回繰り返しましょう。
ストレスのコントロールをする
ストレスと胃炎は、切っても切れない関係です。ストレスを溜め込まず、上手に解消するための工夫やリラックスできる趣味のレパートリーをたくさん持っておくといいでしょう。特別なことでなくても、テレビを見たり、ゆっくりお風呂につかるなど、日常生活の中でできる自分に合ったリラックス法を見つけましょう。
規則正しく食事をとる
不規則な時間に食事をとることは胃に負担がかかりますから、規則正しい時間に食事をとるようにしましょう。食事の際は、消化の悪い脂っこいものばかりとりすぎないように注意し、腹八分目を心がけましょう。また胃酸を過剰に分泌し、胃の粘膜を痛める強いアルコールやタバコはなるべく控えましょう。
ピロリ菌を除菌する
病院でピロリ菌検査を受けると、ピロリ菌感染の有無がわかります。いくつか検査方法がありますが、吐いた息で検査するなど、比較的どれも簡単なものです。そして、このピロリ菌は病院で処方された薬を服用するだけで痛みもなく除去することができます。慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、さらには胃がんを予防することや、潰瘍の再発を抑える効果も認められています。