現在使われる睡眠薬には、脳の活動を鎮めて眠りに導くお薬や睡眠・覚醒のリズムを整えて眠りに導くお薬、脳の過剰な覚醒状態を抑えて眠りに導く薬の、主に3つのタイプのお薬があります。患者さんそれぞれの症状や不眠のタイプなどによって、効果の長さでお薬を選択したり、複数のお薬を組み合わせたりして使い分けられています。医師の指示に従い、正しく使えば、不眠が解消し、快適な日常生活を送ることもできます。医師とよく相談し、自分にあったお薬で治療しましょう。
睡眠薬について、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?睡眠薬の歴史は長いですが、現在では、有効性と安全性の向上を目指して日々研究が続けられ、色々なタイプのお薬が登場してきています。医師の指示に従って、正しく使えば過度に心配する必要はありません。