しみは、紫外線と肌のターンオーバーの乱れが主な原因となります。本来メラニンという色素は天然のサンスクリーンの役割を担っていますが、紫外線を浴び続けると、加齢と共に肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが肌に過剰に蓄積します。その結果、皮膚の色が濃くなり、「しみ」がはっきりしてきます。一方そばかすは、遺伝的要因が大きいといわれています。子どものころからあることが多く、紫外線を浴びると数が増えます。また、日焼けは、紫外線により肌が炎症を起こしている、火傷(やけど)に似た状態のことで、メラニン色素の沈着により肌が黒っぽく変色することもあります。紫外線が肌に与えるダメージは深刻です。セルフチェックを通じてしみ・そばかす・日焼けの原因を確認し、一年を通じて対策をしていきましょう。
監修
陳 科榮先生 (目黒 陳皮膚科クリニック 院長)
日焼けを防ぎ、しみ・そばかすを増やさないために、確認してみましょう。