高齢化が進む日本では、膝、腰、手や足の指、肩、肘などの関節に痛みがあることにより、活動的な生活を思うように送れない方が増えています。けがや病気の後遺症などにより関節痛が起こることもありますが、原因がはっきりしないことのほうが多いのです。まずは自分の関節の状態や問題点をセルフチェックでしっかりと把握することが大切です。その上でストレッチなどの運動の習慣化や生活習慣の見直しを行い、関節の悩みを少しでも減らすようにしましょう。
監修
橋本 健史先生 (慶應義塾大学スポーツ医学研究センター所長・教授)
関節痛の予防や悪化防止のために、痛みの現状把握と対策を確認しましょう。