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肩こりは肩から首、肩甲骨にかけての筋肉の張りや痛みが続く症状。姿勢や運動機能にも影響を及ぼし、日々の生活を送る中で肉体的にも精神的にも負担になります。ここでは、肩こりの原因、症状、治療などをご紹介し、また、日常の生活に焦点を当て、肩こりを解消するための生活習慣の改善方法を提案します。
あなたはこりやすいタイプ? 日常生活をチェックしてみてください。
肩こりとは無縁です
肩こりとは無縁の生活習慣を送っているようです。 適度な運動と、日ごろからストレスをためないことを意識して、これからも肩こりを起こさない生活を送りましょう。
肩こり予備軍
このまま放っておくと、後々痛みをともなう肩こりに悩まされそうです。 パソコン作業中やスマホを触るときなど、ときどきストレッチをするなどして、筋肉に負担がかからない生活習慣を心がけましょう。
ひどい肩こりに悩んでいませんか?
重度の肩こりは日常生活に影響を及ぼすこともあります。 生活習慣を早急に見直しましょう。痛みが治まらないときは、つらさを我慢せずに病院で診察や治療、生活習慣の指導を受けましょう。
01デスクワークが多く、毎日パソコンを使う。
長時間、同じ姿勢でパソコンに向かっていると、目の筋肉の緊張や疲労が、首すじや肩関節、肩甲骨まわりにこりを引き起こします。1時間以内で1サイクルとし、サイクル中に1~2回ほどの休憩を設け、ときおりストレッチなどするようにしましょう。
02最近、目の疲れが気になる。
パソコンやスマートフォンなどの長時間使用による目の酷使やブルーライトや紫外線の影響で、眼精疲労となり肩こりも含めた全身の疲れを引き起こします。また、度の合わないメガネやコンタクトレンズを着用していると、目のピントを合わせるために、筋肉が酷使されるので、注意しましょう。
03スマホやパソコン作業中、気付くと姿勢が猫背になっている。
スマホやパソコンなどの画面に夢中になるあまり、背中を丸めて首を突き出した姿勢になることがあります。首の後ろの筋肉(僧帽筋)の緊張や疲労に繋がるので、背筋を伸ばし猫背の姿勢を正すように心がけましょう。
04冷え症。または体の冷えを感じる。
体が冷えると血行が悪くなり筋肉の緊張をともない、肩こりを感じるようになります。首や肩を冷やさないために冬にはマフラーを巻いたりカイロを貼るなど、夏には冷房よけにショールを羽織るなど、冷え対策を行いましょう。
05枕の高さが合ってない(高いまたは低い)と感じる。
枕の高さや硬さが合っていないと、首や肩に負担をかける姿勢のまま寝ていることになり、肩こりや痛みの原因となります。後頭部から肩先までの自然なカーブに沿った形の枕を使用するようにしましょう。
06長い時間、同じ姿勢で仕事をすることが多い。
ずっと同じ姿勢をしていると、首の後ろの筋肉(僧帽筋)や肩周りの筋肉の緊張が続き、肩こりの症状が現れます。1時間に1~2回程度は休憩を設けたり、定期的に姿勢を変えたり伸びをするなどのストレッチをしましょう。
07日常的に運動不足だと思う。
体を動かすことが少ないと筋力が弱まります。筋肉が緊張や疲労を感じやすくなるため、肩こりの症状が現れるのです。血行不良からの肩こりを招く原因にもなるので、日ごろから適度な運動やストレッチをするようにしましょう。
08左右どちらかの肩に重い荷物を持つことが多い。また、左右の肩の高さが違う。
重い荷物をかけた肩は、自然とあがった状態になり、首すじにも肩にも大きな負担をかけ、こりを生じさせます。バッグを軽い素材のものに変える、荷重が発散できるベルトにする、持ち歩く荷物をなるべく減らすなど、肩周りの筋肉を緊張させ続けない工夫をしましょう。
09ストレスにさらされ緊張することが多く、体に力が入っていると感じる。
肉体的又は精神的なストレスに連日さらされると、筋肉の過剰な緊張が続き、肩こりの慢性化につながります。休息や睡眠を十分とるようにし、リラックスできることを行い、ストレス発散を心がけましょう。
10湯船に浸からず、シャワーだけの日が多い。
お風呂をシャワーだけで済ますと、こり固まった筋肉の疲れはなかなか解消されません。筋肉の緊張をほぐし血行を良くするために、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるようにしましょう。湯船に肩まで浸かりながら、首や腕の運動・ストレッチなども心がけましょう。
正しい生活習慣を守り、健康的な日々を過ごしましょう。 予防法・対処法はこちらをご覧ください。