長時間にわたってモニターを凝視する仕事では、間に休みをはさみましょう。1時間ごとに約15分は目を休めて、目の疲れをとる体操やマッサージをしましょう。また、蒸しタオルをまぶたの上にのせて、目を休めるとスッキリとします。遠視の場合は、たまに遠くを眺めるのも効果的です。
パソコンやテレビと適正な距離を保つ
パソコンやテレビの画面と、目の距離は40cm以上離すようにしましょう。またこれらの画面が自分の目より上の位置にあると上目使いの状態になり、より一層目が乾燥し、充血を引き起こす原因になります。画面が目線より下の位置になるように、椅子の高さや配置などを調節しましょう。
室内の湿度を調整する
目の乾燥を防ぐために加湿器や濡れタオルを干して、室内の湿度を適度に調節しましょう。また、エアコンの風が直接目にあたらないように、送風口の向きを変えるなどの工夫もしましょう。
室内の明るさを適正にする
室内が暗いと目が乾燥しやすくなります。とくに読書をしたり細かい作業をするときは部屋全体を明るめにするか、部分照明を活用しましょう。またパソコンを使うときは読書のときよりも少し暗い室内照明のほうが目が疲れにくくなります。さらに、外の光がパソコンのモニターに映りこまないようにカーテンなどで遮光しましょう。
意識してまばたきの回数を増やす
仕事や勉強に集中すると、一点を凝視することになり、目を知らず知らずのうちに酷使しています。意識的にまばたきの回数を多くして、涙の分泌を増やしましょう。
目をこすらない
目をこすると、手の雑菌が目に入ることがあります。目はあまりこすらないようにして、さらに手指をつねに清潔に保ちましょう。
目に良いビタミンを積極的にとる
目の健康に良いとされるビタミンA、C、E、B群を積極的にとりましょう。トマト、かぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜やキウイ、いちごなどの果物、アーモンド、牛レバー、豚肉やまぐろの刺身などに多く含まれています。